テキストエリア(リッチ) と ロングテキストエリアの表示桁数とは?

表示桁数とは? Salesforce

表示桁数とは

  • データ型が テキストエリア(リッチ) or ロングテキストエリアで指定が必要
  • Lightningでは関係なし
  • Classicの編集画面に影響あり

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データ型が テキストエリア(リッチ) or ロングテキストエリア の項目を作成する時、
「表示桁数」の指定が必要です。

例えばここで、「表示桁数」を リッチテキスト、ロングテキストエリアで17行と設定します。

しかし、レコードの詳細画面でも編集画面でも設定した行数は表示されていません…

▼詳細画面

▼編集画面

17行で指定した テキストエリア(リッチ)、ロングテキストエリアともに、
表示桁数を超える22行分記入してみると、なんと22行すべて表示されました。

Lightningではどこにも行数の設定が反映されていないので、Classicを見てみます。
Classicの詳細画面と編集画面は次の通りです。

▼詳細画面

▼編集画面

詳細画面はLightningもClassicも1行しか表示されませんでしたが、
編集画面はClassicでは大きくなっています!

Classic 編集画面の行数をチェックしてみると、あれ、リッチの方は13行しか表示されていない..?

リッチテキスト、ロングテキストエリアが17行のところを12行に減らしてみます。

すると、リッチテキストは9行だけ、ロングテキストエリアはぴったり12行表示されました。

保存して詳細画面を表示させると、指定した12行をこえて、すべての行が表示されました。

Classic の編集画面のみ影響あるようです。

もやっとする結果となりましたが、ほか多くのSalesforce利用者も同感だそうで、
こちらのideaExchangeでSalesforce向けに改善要望が上がっていますね。

まとめ

  • Lightning画面では影響なし。
  • Classic画面では編集画面にのみ影響あり。
  • Classic画面でも、リッチテキストエリアは指定した通りの行数にはならない。
  • Lightning画面でも、Classic画面でも詳細画面では入力された行数すべて表示される。