【フロー】高速項目更新とは② ~制限事項~

【フロー】高速項目更新とは② ~制限事項~ Salesforce

高速項目更新とは

  • レコードトリガフローで選択できる
  • 保存前に実行される
  • 「アクションと関連レコード」よりも処理速度が10倍速い
  • 爆速のかわりに、一部機能は制限されている

もっと詳しく

「高速項目更新」フローはデータベースに保存される前に起動するため、
「アクションと関連レコード」フローよりも処理速度が速いです。
(詳しくは【フロー】高速項目更新とは① ~起動するタイミング~ をご覧ください)

速いかわりに、一部機能は制限されています。

高速項目更新ができることは表のとおりです。

「高速項目更新」の場合、そのフローを動かしたレコードの更新以外はできません。

「高速項目更新」「アクションと関連レコード」どちらを使うか? と迷った時、一つの判断基準になりそうですね。

速さを犠牲にした「高速項目更新」にはもう少し制限があります。

レコードID・作成者・最終更新者等の情報はデータベースに保存されるときに採番されます。

一方「高速項目更新」はレコードがデータベースに保存される前に動くため、
ID・作成者・最終更新者等の情報は利用できません。

このあたりに問題がなければ、「高速項目更新」を使ってもよさげですね。

詳細な使い方については【フロー】高速項目更新とは③ ~くわしい使い方~ をご覧ください。

まとめ

  • 「高速項目更新」ではフローをトリガしたレコードの更新のみ可能。
  • 「高速項目更新」はデータベースに保存する前に動くため、ID・作成日・最終更新日などのデータベース保存後に設定される情報は利用できない。